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横須賀西海岸の大楠漁業協同組合(横須賀市佐島3)は6月26日、佐島漁港で初の「佐島朝市」を開催し、市内外から大勢の買い物客が集まりにぎわった。
同朝市では、その日に水揚げされた地魚や地野菜、水産加工品などを直売。佐島名産シコイワシが1カゴ100円、サバ1袋詰め放題200円、3~4キロ大のシイラ1尾千円など破格の値段で提供された。ほかに地ダコ、金目ダイ、サザエ、カマス、トビウオ、アオリイカ、天草、湘南しらす、「漁師さんの加工品」、新名物「アカモク」、郷土料理「へらへら団子」なども販売された。
佐島朝市は、毎月第4土曜に開催予定。昨年末から休業していた「大楠漁協朝市」の名称と開催場所を変更し、規模を拡大して佐島朝市として開催することになったもの。近年、佐島産地魚は東京都内のレストラン・料亭などで「佐島ブランド」高級魚として提供されるなど、注目を浴びている。
同漁協参事の藤村幸彦さんは「魚市場・漁師・魚商が話し合いを重ねて佐島朝市を実現した。漁協では製氷工場も併設しており、安心で鮮度のよい旬の地魚を供給している」といい、「来月は素潜り漁も解禁されるため、アワビ・ウニ・トコブシなども朝市に出品予定。毎回破格の目玉商品も用意したい」と話す。
次回開催は7月24日、8時~11時(売り切れ次第終了)。問い合わせは同漁協( TEL 046-856-4116)まで。
(ヨコスカ経済新聞)