[海][プロジェクトのイベント]
11月29日(月)佐島産サバ粉を使った新商品・新メニュー開発の説明会に横須賀市内から12社の飲食関連事業者が参加。12月17日(金)までに試作品などの報告をいただきます。
『海と大地のプロジェクト』では流通にのらない規格外の佐島の新鮮なサバを有効に活用するべく、食品資源の循環を手掛けている(株)横須賀軽金 環境事業部(大矢部3丁目)に協力を依頼、同社が導入した特許技術の乾燥機を使ってサバの粉末化に取り組みました。この特殊技術により旨みも成分も凝縮した「サバ粉」になったことで、今回の新商品新メニューの開発の公募にいたりました。
説明会では(株)横須賀軽金 環境事業部の小野仁志氏ら3人に参加いただき、粉にする過程の説明や試作品を成分分析した結果、生活習慣病を防ぐとされるDHAが可食部(頭・内臓・骨などを除いた部分)は100gあたり13・2mgなのに対して、サバ粉は850mgだったこと、うま味成分の指標となるイノシン酸も4倍の含有量があったことなどを話してもらいました。
サバ粉とともに同様に粉にしたさつまいものつる、大根の葉のサンプル、また粉にする際に分離して抽出される「エキス」も希望者に渡しました。どんな商品、どんなメニューを開発していただけるか楽しみです。
尚、開発していただいた商品、メニューは来月、試食会を行い、発表いたします。