[大地][今月の野菜と魚たち]
だいこん 大根
英語 Japanese radish/Daikon
仏語 radis
原産地 地中海地方や中東。日本原産のものもあるといわれている。
分類 アブラナ科ダイコン属
冬の高栄養野菜
消化酵素やビタミンCが豊富。根の下にいくほど辛みがつよくなり、繊維質もふえます。おろしにするなら葉のすぐ下、真ん中は甘みがあって柔らかいので煮物に、下の方は漬け物にむくといわれます。葉の部分にはカロテン、ビタミンC、カルシウムなどがたっぷり含まれています。
三浦大根だけじゃない、横須賀で育ついろいろ大根
古くから横須賀で多く栽培されている野菜,大根。白くて大型の「青首大根」だけでなく、いろいろな種類が作られています。
「紫だいこん」は、ずんぐりした姿で中は白。アントシアニンを含み、食べるときに酢を加えると薄い紫色が鮮やかな赤にかわります。
緑色の「青大根」は、20cmほどの大きさののミニ大根。芯まで緑色で、ぱりぱりと歯ごたえがよく、まろやかな甘みがあります。そのまま薄切りにしてサラダにしたり、おろしたり。加熱してもやさしい緑色は、変わりません。
ごろりとした「紅芯大根」は、その名のとおり中心が鮮やかな紅色。彩りに最適で、独特のつよい甘みをもち、甘酢漬けにすると、より鮮やかな色になります。
京野菜として有名なの「聖護院大根」は、球形の実が1キロ以上にもなる大型のもの。肉質が緻密で味がよくしみるので、おでんなど煮物に最適。上品な甘さと歯ごたえが絶品です。
つくってみました「紅芯大根のサラダ」
塩もみしてしばらく置いてなじませ、わかめとあわせて簡単サラダに。オリーブオイルを少し加えていただきます。