しらす
マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3種類の稚魚の総称。県内で獲れるシラスは、そのほとんどがカタクチイワシです。
県内では3月から12月まで漁が解禁されています。これからの季節は秋しらすといってまだまだ美味しいです。
ブランド 湘南しらす
県内では、横須賀市長井から小田原までの相模湾沿岸が漁場になっています。「湘南しらす」というと藤沢や鎌倉、茅ケ崎というイメージが強いですが、実際、しらす漁をする漁者の数は横須賀7 藤沢4 鎌倉7 茅ケ崎4 平塚3 葉山2 逗子2 大磯1と、横須賀も盛ん。
「湘南しらす」は加工販売まで漁者が行う。
だから、鮮度も品質もいい!
漁法は、しらす船曳き網漁業という方法です。静岡県などは2艘式で一度に大量にとりますが、県内では1艘式でゆっくり丁寧に獲ります。傷が少ない理由です。
また しらす漁業者は自ら獲ったものをその日のうちに自分達で加工し販売までを一貫して行なっています。鮮度が良いうちに、釜揚げシラスやタタミイワシなどに加工するため、購入者から味が良いと評判です。
また、加工する時も塩以外の添加物は使用していませんので、安心安全です。
近年、他県産の偽物が出始めたことから、本当の湘南シラスを味わって頂くため、シラス漁業者が組合員になっている漁業協同組合の連盟で、「湘南シラス」という地域団体商標登録を取得したあります。
秋谷 紋四郎丸さんの作業場 訪問
朝獲れたてのしらすは「生しらす」用以外はまずゆでて、天日で干します。短時間で水分を切ったものが「釜揚げしらす」、天日で干したものが「しらす干し」、十分干したものが「ちりめん」です。生のままからっと太陽の下で干しあげたものを「たたみイワシ」といいます。
7~8人で午前中いっぱい作業が続きます。
「たたみいわし」1000円以外はどれも500円。「生しらす」は限りがありますので
予約をするといいと思います。レストランなど事業者も買いにきていました。
参照HP 湘南しらす情報局